「IoT」と「5G」で生活は大きく変化する

IoT=Internet of Things の頭文字をとってアイ・オー・ティーと呼びます。
日本語に直訳し「モノのインターネット」などとも呼ばれています。
簡単に言うと「身の回りのモノがインターネットにつながる」こと。
忙しい現代だからこそ、IoTで家事の負担を軽減したり、安心な生活を手に入れる。
では、いったい私たちの生活で何が変わるのだろうか。
想像してみましょう。
朝、目覚ましが鳴り、カーテンやシャッターが自動で開く。
起きるとエアコンはすでに数分前から起動しており、適温に。
「おはよう」と言うと、照明が点き、音楽が流れる。
洗面台の前に立つと、本日の健康状態が洗面台のモニターに表示され「ああ、最近飲み会続きだから気をつけないとな」と思う。
顔を洗ってキッチンに行くと、最新ニュースが読み上げられ、すでにコーヒーがドリップされている。
出かける時は、電子ロックでオート施錠、子供の帰宅時などには、外出先でも遠隔操作で自由に開け閉めできる。
「ただいま」と言うと照明、エアコンが点き、お気に入りの音楽が流れる。
「晩ご飯は何にしようか」と冷蔵庫に問いかけると、冷蔵庫のモニターに「今ある食材でのおすすめメニュー」が表示され、献立を決める。
電子レンジに料理を伝えるとレシピを表示し、加熱調理はレンジがオートで作業。
出来上がった料理の写真をスマホで撮ると、カロリーや栄養素が表示され、明日のおすすめメニューが提案される。
休日は自宅でVRスポーツ観戦。
まるで観客席にいるかのような迫力をリアルタイムで楽しむ。
掃除はお掃除ロボットに、洗い物は食器洗い乾燥機に、洗濯物は洗濯乾燥機にお任せ。
そしてそれらは音声指示をせずともオーナーの行動パターンを記録、分析、学習し、先読みして生活をサポートしてくれるようになります。
すでに実現されているものもありますが、通信速度の向上やAIの進化に伴いIoTも進化し、どんどん身近に、快適になっていく。
車、照明、エアコン、玄関(鍵)、スピーカー、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、etc.
それらをインターネットで繋ぎ、PCやスマホはもちろん、音声やジェスチャーなどで操作、または学習機能により自動的に動作する。
5Gの登場やAIの進化により、そんな生活がすぐそこまで近づいているのです。
5Gとは第5世代通信システムであり、通信速度は現在普及している4G/LTEの約100倍。
タイムラグなく大量のデータ通信が可能になります。
重機の操作や、外科手術などの精密作業も遠隔操作が可能になると言われています。
AI(人工知能)はすでにクイズ、囲碁、将棋、麻雀などでトッププロを凌駕する知能を持っています。
IoTや5Gといったワードはここ数年、バズワード(知ったかワード)の代表的なものでしたが、近年中にはメインストリーム(主流)となるのではないでしょうか。
私はそんな生活を楽しみにしています。